コミュニケーションアプリの枠を超えて様々な用途で活用できる機能がたくさん!UDトークの新機能の紹介とGAAD Japan 2023の字幕のアクセシビリティのご案内をするオープニングセッションです。
UDトーク開発者
UDトークの開発者。Shamrock Records株式会社代表取締役。東京都練馬区在住。テクノロジーを活用して地域課題に取り組む団体Code for Nerimaの代表も務める。趣味は語学(英語、中国語、手話)とガンプラ制作。
便利なツールやSNSの普及で、誰でも簡単に自由に情報を発信できるようになりました。しかし、標準的なユーザーや状況のみを想定していると、思わぬ壁を生み出してしまうことがあります。このセッションでは身近なデザインの事例を交えながら、見えにくい・読みにくい困りごとに気づき、解決するヒントをご紹介します。
デザイナー
高知市在住のフリーランスデザイナー。
majima DESIGN の屋号で高知県内外の企業、店舗、団体、個人のサービスや商品に関わる印刷物やウェブのデザインを手がける。目下の関心はアクセシビリティやユニバーサルデザイン。こぶたのうたちゃんと暮らしている。
著書『見えにくい、読みにくい「困った!」を解決するデザイン』(マイナビ出版)
アクセシブルなサイトを作成できることにフォーカスしてきた取り組みと、STUDIO アクセシビリティ委員会のこれまでの具体的な活動をご紹介します。
STUDIO株式会社
STUDIO のフロントエンドエンジニア。2021年10月 STUDIO アクセシビリティ委員会発足からアクセシビリティ向上へ継続した取り組みに従事。
VR技術のアクセシビリティをデモを交えてご紹介します。そして、バーチャルリアリティ技術のアクセシビリティを改善するためにMetaが提唱する「9つのチェック」について説明します。また、アクセシブルなメタバースがもたらす将来への可能性についても一緒に考えてみましょう。
Equal Entry オーナー
アメリカに本拠を置く Equal Entry社のオーナー。同社のミッションは「よりアクセシブルな世界への貢献」。過去20年間、企業や団体のWebサイトやサービス、アプリを障害がある人が利用できるようにするための技術的なサポートを提供。数多くのアメリカ連邦政府、州政府、地方政府機関や民間組織のプロジェクトに参画してきた経験を持つ。また、「Accessibility Virtual Reality」の主催者であり、「A11yNYC Meetup」、「A11yTokyo Meetup」の共同主催者でもある。
PLAYWORKSは障害者など多様なリードユーザーとの共創からイノベーションを創出する、インクルーシブデザイン・コンサルティングファームです。インクルーシブデザインの豊富な経験や、リードユーザーコミュニティを活用し、新規事業・サービス・製品開発を伴走支援しています。本セッションでは、野村不動産・ぺんてる・マイクロソフトとのプロジェクトにおける、インクルーシブデザインの実践についてご紹介します。
PLAYWORKS株式会社 代表 インクルーシブデザイナー
PLAYWORKSは障害者など多様な人々との共創からイノベーションを創出する、インクルーシブデザイン・コンサルティングファームです。インクルーシブデザイン、サービスデザイン、ワークショップの豊富な経験やノウハウ、リードユーザーコミュニティを活用し、新規事業・サービス・製品開発などを伴走支援しています。
一般社団法人PLAYERS リーダー・九州大学 非常勤講師・筑波大学 非常勤講師
2021年9月に発足したデジタル庁は「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」をミッションに掲げています。このセッションでは、「ワクチン接種証明書アプリ」等のデジタル庁が所管するサービスのアクセシビリティ向上や、「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」を始めとする庁内外へのウェブアクセシビリティの普及・啓発といった取り組みの具体をご紹介します。
アクセシビリティアナリスト
2021年7月入庁。全盲の視覚障害当事者かつアクセシビリティの専門家として、これまでデジタル庁ウェブサイトやマイナポータルなどのアクセシビリティ向上や、ウェブアクセシビリティ導入ガイドブックをはじめとするアクセシビリティの庁内外への普及啓発に従事。
アクセシビリティアナリスト
2023年2月、民間専門人材としてデジタル庁に入庁。現在は、国の情報サービスのアクセシビリティ検証や改善提案、デザインシステムやガイドラインの検討・策定に従事。
自身が代表を務めるウェブアクセシビリティコンサルティング会社と兼業中。
(公社)日本広報協会広報アドバイザー/静岡県広報業務アドバイザー/情報保障学修士
デザインプログラムマネージャ
2021年4月入庁。サービスデザインの浸透、ウェブアクセシビリティに配慮した開発プロセスの構築、ガイドライン整備、各プロダクトのレビューや改善提案のリードを担当。人間中心設計専門家。専門は情報設計。
Twitter:@shosira
70以上のサービスを展開する楽天グループのアクセシビリティ向上について、グループ横断のクリエイティブ専門組織がこれまでどのような取り組みを実施してきたのか、課題や事例を交えてご紹介いたします。
また楽天カードのWebマーケティング担当者から、組織でアクセシビリティを推進する中の人たちの苦労や、徐々にプロダクトやサービスに反映してきた道のりをお話しします。
これから現場でアクセシビリティを広めていきたい方々のご参考になれば幸いです。
楽天グループ株式会社クリエイティブデザイン戦略部
2017年に楽天グループ株式会社に入社。グループ全社のデザインガバナンスとして、UX/UIガイドラインの策定、デザインシステムの運用、ウェブサイト&アプリのデザインレビューを実施。2020年からアクセシビリティ推進プロジェクトを立ち上げ、アクセシビリティ方針とガイドラインの策定、社内セミナーやトレーニングの実施、アクセシブルなUI開発をリード。
楽天カード株式会社編成部 副部長
2006年に営業職として入社。サイトディレクション・制作を増やしていく社内方針により編成部にジョインすることとなり、ウェブデザイン・コーディング業務を習得。その後、ディレクター職で会員サイトを中心とした様々なサービス・コンテンツ設計に携わる。
楽天・佐藤との協業で2年前より事業内でのアクセシビリティ普及活動を開始。東京本社・福岡支社双方でアクセシビリティを当たり前の品質にしていく取り組みを推進しています。
一般的なPDFにはアクセシビリティ上の問題があります。それを解決するためにタグ付きPDFが生まれました。なぜ問題がおこるか、それを解決するタグ付きPDFの仕組みをご紹介していきます。また簡単にいくつかの作成方法とそのメリット・デメリットをご紹介します。情報の少ないPDFのアクセシビリティの参考になれば幸いです。
アンテナハウス株式会社
アンテナハウス株式会社でソフトウェア開発に従事しています。アンテナハウスはPDF関連ソフト、XML組版ソフトなどのパッケージ製品やソフトウェア部品を開発し、日本国内及び海外に販売している会社です。電子ドキュメントの分野で39年近い実績があり、国内外のさまざまなサービスやシステムで使われています。
プレイステーションを製造・販売するソニー・インタラクティブエンタテインメントより、プレイステーションへのアクセシビリティ対応の取り組みやその歴史についてご紹介します。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント 法務・渉外部
プレイステーションのアクセシビリティ向上に向けた業務、およびソニーグループ株式会社を中心とした各グループ企業との情報共有や連携業務に従事
スクリーンリーダーはHTMLのタグから意味を読み取って発話しますが、ウェブサイトやサイトの情報やナビゲーションをマークアップする時に、少し気をつけるだけでサイトやサービスの使いやすさが大きく変わります。スクリーンリーダーに取って使いやすい・分かりやすいマークアップを製作者や開発者向けにサンプルを使ってご紹介します。
ヤフー株式会社 プロダクト品質推進部 UIガイドライン
サービスとアプリのUIにおけるガイドラインの策定・運用を行いながら、その一環であらゆるユーザーに多様なサービス・アプリの使い方を提供できるよう、アクセシビリティの啓発と浸透を推進。
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1 委員。デジタル庁 アクセシビリティアナリスト(民間登用人材 非常勤)。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。
プロトタイピングチームPLAYERSは専任者のいないプロボノチームです。常にメンバーが入れ替わったり、様々な障害のある方との共創は毎回異なる知識や配慮が必要になります。対話を中心に体当たりで取り組んでいるPLAYERSの取り組みをご紹介します。メンバーも随時募集してます★
一般社団法人PLAYERS 代表理事
UI, UX, Social デザイナー / 介護士 / ガイドへルパー
国内外メーカーやスタートアップなどで幅広いデザインワークに従事し、顧客価値の創造・提案を多く手がける。現在はインクルーシブファッションブランドディレクションや、女性の自立を支援するプロジェクトを展開中。
inclusive fashion「SOLIT」iF award Gold 受賞(2022)
アクセシビリティ、いいじゃんいいじゃん!と、ご自身では思い至ったものの、所属組織にアクセシビリティを啓蒙していく段階でくじけそうになった方へ。今まで私が色々やってきた中で、わりと有効だった、そして再現可能な方法をいくつか導入ステップに分けてご紹介予定です。
Chatwork株式会社 プロダクト本部プロダクトデザイン部
2003年よりWebデザインに関わり、アクセシビリティについて学ぶ。2013年よりChatwork株式会社に転籍し、Webサービス・アプリケーションのUI設計に携わる。ウェブアクセシビリティ基盤委員会 副委員長・作業部会1委員。
Webサイト受託制作という立場から、アクセシビリティ対応を要件としてお願いされることもあれば、逆にこちらからその必要性を説明・説得することもあります。普段私達がウェブアクセシビリティとどう向き合い、どのようにすり合わせ、ときには説明・説得・啓蒙しているのかご紹介します。
株式会社トルク CTO デザインエンジニア
2012年よりフロントエンドエンジニアとして活動を開始。Webプロダクション2社で、コーポレートサイト、メディアサイトなどの大規模サイト制作およびCMS製品開発を経験。2021年株式会社トルクに入社し2022年取締役CTOに就任。ウェブアクセシビリティに配慮したJamstackアーキテクチャのWebサイト構築プロジェクトを中心に多数のプロジェクトを手掛けている。
アクセシビリティ対策が必要なのは分かっていてもどこから手をつけていいのかわからない。
とはいえ、やらなければいつまでたってもウェブアクセシビリティ対応はできません。
イチから作るハードルの高いホームページ制作でなく、アクセシビリティ対策の入り口として気軽に取り入れていただけるようなサービスを作りました。
街のバリアフリー化が当たり前のように、ウェブでも受託側が提案しやすいCMSを紹介します。
株式会社スワールコミュニケーションズ執行役員 ウェブ活用プロデュース部 部長
ディレクター/ウェブ解析士
2011年よりウェブ制作会社にてウェブに関わる。2016年にスワールコミュニケーションズに入社し、ウェブのディレクション業務に携わり、アクセシビリティについても学ぶ。
サイボウズではクラウドサービスkintone全体のフロントエンド基盤の大規模刷新を行っており、その一環としてアクセシビリティの改善に取り組んでいます。本セッションでは取り組みの概要と成果、アクセシビリティ向上に取り組んだメンバーの声を紹介します。
サイボウズ株式会社 開発本部 デザインテクノロジスト
2012年、サイボウズ株式会社に新卒で入社。プログラマーとしてクラウドサービス「kintone」の実装に携わる。2014年よりアクセシビリティの啓発・改善活動を開始。アクセシブルなデザイン・実装の指導・社内ガイドラインの作成等を行う。現在はkintoneのデザインシステム構築に携わる。ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1 主査。
アクセシビリティ改善を進めようとすると、専門家になる必要がある!というイメージが強いかもしれません。しかし実際には少数の専門家だけでは立ち行かず、さまざまな職種の人々がアクセシビリティの改善に関わることになります。
freeeではこういう人がこんな形で関わっているよという紹介とともに、思いっきり求人告知をしていきます。
freee株式会社 デザインマネージャー
製品を通じた多様な働き方の実現を目指し、2017年にfreee株式会社に入社。デザインチームのマネジメントおよびアクセシビリティ普及啓発を行う。ほか、Ubie、STUDIO、CULUMU、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトのアクセシビリティ改善をサポート。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)委員、人間中心設計推進機構(HCD-Net)評議委員。著書(共著)に『Webアプリケーションアクセシビリティ』など。
受託のウェブ制作会社としてアクセシビリティあたりまえをすすめるディーゼロの取り組みと現在を、会社組織という切り口から具体的にご紹介します。ギルドという横軸と、ユニットという縦軸で、会社全体でアクセシビリティという技術を浸透させている当社、いい循環、起きてますよ!
株式会社ディーゼロ サステナグロースユニットリーダー
Webサイト制作事業をメインとする株式会社ディーゼロにて、「アクセシビリティあたりまえ」をモットーに、企業や行政のアクセシビリティ支援をメイン領域とする「サステナグロースチーム」を発足。自身が怪我により片耳難聴になったこともあり、バリアーを抱える可能性がいつ誰にでもあることを強く実感。
親会社との協業を軸に、ワンチームで組織の課題や目的に寄り添う柔軟なアクセシビリティ施策・提案を行いながら、自社製品のパッケージ化も進める。
NPO法人アイ・コラボレーション神戸 理事長「アクセシビリティの祭典 2022」主催
身体障害当事者で、障害名は先天性多関節拘縮。日常生活では電動車いすを使用。
2005年に、兵庫県立障害者高等技術専門学院を卒業後、2006年からNPO法人アイ・コラボレーション神戸に勤務しており、2016年から理事長に就任。アイ・コラボレーション神戸は神戸市のポートアイランドにある就労支援A型事業所で、ホームページ制作・デザイン・システム構築・アプリなどのUI設計・ウェブアクセシビリティ診断・ユーザ評価・職員研修を行っております。また、同NPOでは2016年より「アクセシビリティの祭典」、2018年より「わたしたちの未来をつくるアイデアソン・ハッカソン」を主催で開催しています。
アクセシビリティの祭典2023公式サイト:https://accfes.com/2023/